公立と私立で違いがある?それぞれの特徴をご紹介!

通信制高校に興味を持っている人の中には、公立通信制高校と私立通信制高校の違いについて疑問を持っている人も多いでしょう。この記事では、通信制高校における、公立と私立の違い・特徴について詳しく解説していきます。

▊公立通信制高校と、私立通信制高校の違い

公立通信制高校と私立通信制高校は、学費、コースの数、自由度、サポート体制など、様々な面で違いがあります。では、通信制高校における公立と私立の違いを一つ一つ見ていきましょう。

◆学費
公立の学費は入学金・学費等を合わせても10万円程度ですが、私立の学費は40万~120万円程度と、学費に大きな違いがあります。私立は公立よりも学費が高いですが、コースやサポートが充実しているため、公立よりも人気があります。また、登校回数を減らせば、私立でも学費を安く抑えることも可能です。

◆コースの充実度
公立よりも私立の方が、学べる専門分野の数、すなわちコース(学べる分野やカリキュラム)数が多いです。私立の通信制高校では、生徒の「やりたいこと」を実現するために、様々な専門コースを開設しています。コースの数は年々増加しており、「世の中の全ての職業や進路に対応している」と言っても過言ではないでしょう。

◆勉強の進め方
公立では、中学で学んだ知識が定着していることを前提として勉強を進めます。一方、私立では、小学校・中学校の勉強まで振り返って教えてくれる場合が多いです。公立よりも私立の方が、より生徒の事情に寄り添った教育学習をしてくれると言えるでしょう。

◆登校頻度などの自由度
公立は、スクーリングの日程が最初から決まっていたり、出席必須の日があったりなど、自由度は低めです。私立は、スクーリングの日を自分で決められたり、インターネットを通じてレポートを提出するなど、公立よりも自由度が高くなっています。

◆メンタル面のサポート
公立と比べると、私立はメンタル面のサポートが充実しています。私立では、常に複数人のカウンセラーを置いているところが多く、困っていることや悩んでいることをすぐに相談できる体制が整っています。勉強のことだけではなく、生活面などの相談にも乗ってくれるので、積極的に活用しましょう。また、過去に不登校等の経験があり、入学後の不安を少しでも解消したい人は、私立の中でもサポート体制が整っている通信制高校を選ぶと良いでしょう。

◆卒業率
通信制高校における卒業率は、公立が94.4%、私立が97.0% (令和2年 文部科学省統計)となっています。私立の方が、学習面、メンタル面のサポートが充実していて、より生徒に寄り添ってくれるため、僅かながら卒業率が高くなっています。公立よりも私立の方が、学習面で挫折してしまう人が少ないと言えるでしょう。在籍年数に関しても、私立の方が短く、よりスムーズに卒業できています。

▊まとめ

通信制高校の公立と私立の違いについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。こうして見ると、「公立よりも私立の方が良さそう!」と思う人もいるかもしれませんが、公立が劣っているわけではありません。学費が高い分、私立の方がサポートやコースが充実しているだけで、公立でも高卒資格取得のための勉強はしっかりと進めることができます。「自学自習が苦手なので、サポートがないと不安」「どうしても学びたい分野があって、私立の通信制にしかコースがない!」という人は、私立の通信制高校が向いているでしょう。「自学自習が得意なので、サポートがなくても勉強を進めることができる」「下手に干渉されるよりも、マイペースで学習を進めたい」というように、比較的自立している人は、公立の通信制高校が向いているでしょう。